バターチキンカレーにはどんなスパイスが入っているの?

バターチキンには20種類以上のスパイスが使われています

スパイスには、「香り付け」、「色付け」、「辛み付け」の3つの働きがあります。

スパイスと聞くと、“辛い!!”というイメージが先にきますが、実際は、辛み付けのスパイスは唐辛子(チリ)ぐらいで、それ以外の多くのスパイスが香り付けとしての働きがあります。

今回はガネーシャダイニングの人気カレー、バターチキンにはどんなスパイスが入っているか代表的なスパイスを見ていきましょう。

 

その1. βカロテンが豊富のパプリカパウダー

バターチキンと言えば、マリゴールドのようなオレンジ色が特徴です。この色は、スパイスの“パプリカパウダー”が良い働きをしてくれています。ちなみに、ガネーシャダイニングのカレーは保存料、合成着色料は使っていませんので、カレーの色は自然な仕上がりです。


【パプリカパウダー】

パプリカパウダーは「香り付け」と鮮やかな赤色を出す「色付け」が特徴のスパイスです。パプリカに含まれる赤い成分は油によく溶けるので、きれいに色付けができる優れものの「色付け」スパイスです。

そして、パプリカパウダーにはβカロテンが豊富に含まれているのも嬉しいところです。βカロテンと言えば、体内でビタミンAに変換して、お肌や免疫力アップに効果があると言われています。

ガネーシャダイニングのバターチキンには、カレーの中でも一番たくさん“パプリカパウダー”を使っているカレーです。

 

その2. 香りが強烈、エスニック感あふれるクミンパウダー

インドではジーラ (Jeera)と呼ばれる香りスパイスで、インド料理にはかかせないスパイスのひとつです。


【クミン】

セリ科のスパイスで香りにとても特徴があります。歴史は古く、エジプトのミイラの防腐剤にも使われていました。消化にとてもよく、インド料理店のレジ横には、マウスリフレッシュ代わりに置いてあることがあります。

 

その3. 葉っぱは強烈だけど、種子はほのかなスパイシーなコリアンダー

クミンと同じく、カレーにはかかせない「香り付け」スパイスです。
スパイスとして使われる種子の部分の“コリアンダーパウダー”は、甘い芳香が特徴です。


【コリアンダーパウダー】

一方、フレッシュの葉っぱ部分コリアンダー(パクチー)は香りが強烈で好き嫌いがはっきり分かれます。私もインドに着いたばかりの頃、拒否反応全開で、インド料理をまったく受け付けない期間が3か月ほどありました。半年後には徐々に慣れ、帰る頃には見事にはまり、パクチー落ちしてました(笑)。

その4. オリジナルの熱い?!ミックススパイス、秘伝のガラムマサラ

“ガラムマサラ”はいろいろなスパイスを組み合わせた、オリジナルのミックススパイスです。

ちなみに、ガラムはインドの言葉、ヒンディー語で「暑い」、「熱い」の意味です。
マサラは「スパイス」という意味です。「熱い+スパイス」とは何ぞやですが、恐らく、ガラムマサラはいろいろなスパイスを粉砕して水分を飛ばすために乾煎りして作るからなのでしょうか。

どのスパイスをミックスするかは、お店や家庭によって異なり、オリジナルの“ガラムマサラ”は秘伝のスパイスになるわけです。


【ガラムマサラ】

その5. カレーと言えば、ターメリック

前回、エビカレーで“ターメリック”について書きましたが、“ターメリック”(別名:うこん)は「色付け」で活躍する万能スパイスで、カレーにはかかせない大切なスパイスです。


【ターメリック】

インディアンサフランとも言われています。

ガネーシャダイニングの常備ライスは、“ターメリック”やスターアニス、カルダモン、ベイリーフなどを入れたイエローライスです。“ターメリック”の鮮やかな黄色とホールスパイスの香りが相まって、食欲がすすみます。

代表的なスパイスを上げてみましたが、これ以外にもたくさんのスパイスが良い働きをしてくれています。

カレーの具材によっても、使うスパイスが変わってくるので、どのスパイスが一番良い働きをしているか、探りながら食べるのも楽しいですね。

ちなみに、私のお気に入りスパイスはバターチキンに入っているカスリメティです。
甘いバターチキンというと、お子様カレーと勘違いされますが、このカスリメティが入ることで、大人のバターチキンに変身する必殺スパイスです!

出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)、スパイス&ハーブの使いこなし辞典

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